人の細胞の数は６０兆個じゃない 実はもっと少ないってホント？
人の細胞の数は６０兆個じゃない 実はもっと少ないってホント？
おとなの細胞の数は、およそ６０兆個と教えられてきました。
生物学の本には、そう書かれていたのです。
２０１３年に、イタリアの生物学者グループが、『人体の細胞数の推定』という論文で、標準的な成人の細胞数を調べたそうです。そして導き出された細胞数は、３７兆２０００億個でした。
ふぅん～と思ったあなた
今までのおよそ６０兆個は、どうやって計算していたか知りたくないですか。
なんと体重６０キロで計算していたそうです。６０キロは体積にすると約６０リットルです。
細胞の大きさを、一辺１０マイクロメートルで算出すると、６０兆個分になるからという考えからだそうです。
じゃあ体重１００キロの人は、１００兆個という計算になるんですねぇと、思ったりしていませんか？
じつはそうはならないのです。
太っている人は、細胞とくに脂肪細胞が大きくなっているだけなので、６０キロの人と１００キロの人の細胞数は変わらないのです。
今回の３７兆２０００億個という数字は、従来の計算と異なり、身体の器官のそれぞれを統計的に計算した数を合わせて算出したものなので、信頼度が高いといえます。
これからますます、医療が進化すると、この細胞の数もまた変わるかもしれないですよね。
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あなたの身体にいる細胞たちは、一日約３０００から４０００個が死滅していき、ほぼ同数の細胞が新しく再生されています。
健康であるということの一つは、この細胞の入れ替わりが上手く更新されていることです。
身体が整っている人は、この身体のシステムが正しく働いている証でもあるんですよ。
Motto（モット）からのお役たち情報でした。
